フードバンク事業について

昨年より続くコロナ禍で、職を失ったり残業が無く従来もらえるはずの賃金がもらえず生活が困窮している日本に住む外国人の方に、ブラジルSolidario横浜はフードバンクかながわと連携して食料を送る活動をしています。

フードバンクとは?

今回のコロナ禍で一層拍車がかかっているのですが、元々日本の様々な分野において経済格差と貧困が広がっています。高齢者・子供・ひとり親家族・外国人の貧困化をはじめ社会的弱者の孤立化が進行しています。こうした事態に現在の社会保障制度や公的機関はセーフティ機能を充分に発揮しきれておりません。
その一方で本来食べられるにもかかわらず廃棄される食料は年間推計621万tにものぼるという数字が出ています。
それをつなぐために立ち上がったのがフードバンクです。

 

企業や団体・個人から消費するには充分安全であるにもかかわらず廃棄されている食料の寄贈を受け、支援を必要としている生活困窮者の皆さまに非営利団体を通じて配るシステムを構築しました。
「もったない」を「分かち合い」、「ありがとう」へとつなげるのがフードバンクの使命です。

 

 

 

現在の活動は、群馬県大泉町のリスタートコミュニティ(外国人困窮者の再就職を支援する施設)・横浜市中区の子供食堂・外国人派遣を行っている企業・神奈川県平塚市にある外国人コミュニティなどに定期的に食料をお届けしています。直接個人にお送りすることはできないのですが、小さなコミュニティでも結構です。困っている方がいらっしゃいましたら私達までお声がけ下さい。

 

NPOブラジルソリダリオ横浜のフードバンク活動報告